• 衆議院提出回次:第212回衆法 :6号提出会派:立憲民主党・無所属
政治資金規正法の一部を改正する法律案

この法案は、「政治資金規正法」の一部を改正し、国会議員関係政治団体の透明性と公正性を高めることを目的としています。
主な改正内容は以下の通りです。
1. 国会議員関係政治団体の代表者の異動の制限: 国会議員関係政治団体に関する規制を強化し、衆議院議員または参議院議員に係る公職の候補者が辞退したり死亡した場合、その配偶者や三親等内の親族が団体の代表者になることを禁止します。
これにより、縁故による団体の継承を防ぎます。
2. 国会議員関係政治団体の寄附の制限: 国会議員関係政治団体が、衆議院議員や参議院議員の候補者の配偶者や親族に対する寄附を制限します。
また、元代表者やその親族に対しても寄附を制限し、この規制は団体が解散した後も10年間有効です。
これにより、特定の個人や団体への不透明な資金の流れを防ぎ、政治資金の透明性を確保します。